上級(部長)の経営力テスト25
< 1.事業力 >編
1.市場開拓 回答( )Y N
市場開拓には2つの方向で考える。
@現在の市場をもっと攻める方法である。自社が今まで行って来た市場にもまだ十分自社の商品を
浸透させていない所を見つける。
例えば30代〜40代の女性がターゲットとしてきた場合、50代〜60代はどうかである。
と言うのは単に年齢区分でなく消費特性、消費行動を起点に考える場合、50〜60代は意外にも
若者志向、若者行動、若者意識が存在すると気が付けば、新たなターゲットが見つかる。
A新たに市場を作り上げる市場開拓の視点、つまり新市場開拓を行う方法である。
日本の人口減少と共に海外に市場を求めるというような傾向が多くなってきている。
新興国の経済発展により市場が増加、また経済的ゆとりの家庭が多くなり、より付加価値の高い
ものや高額品の市場が出来上がる。
今まで日本対象の商品も形を変え、パッケージを変えることで新市場に打って出ることができる。
市場の動きには大変敏感であり、情報は様々な手法を使って取っている。
自らも市場を分析し、或いは市場が分かる場所に立ち、市場に参入する場合、説得できる材料
の元、スピーディな行動をとり、新市場開拓につなげている。その成果が出てきている。