1)中期成長戦略の立案
@成長市場分析
中期的に事業を展開するには、自部門および関連部門の事業を中期的にどのように展開し
成長させればよいかを描くことである。
市場性があり、さらに成長余力がある市場を狙うのであるが、その市場の成長性をいかに
把握するかが重要となる。
そのためには、いくつかの角度から市場を分析し、その変化を予測すると共に、その変化が
自社の事業にどのように影響するかを分析する。
分析は、まず自分が簡易に分析し、検証に外部もしくは調査部門を利用して確定させる。
自分で分析する場合、今後の変化を予測し、具体的にしなければならない。
A成長市場の探索
1. 大項目を決定する。自部門のターゲットの範囲よりも大きく広げる。
2. 大項目の中で自部門に影響を与える項目、自部門の範囲を拡大した部門にも影響を与える
項目を箇条書きで書き出す。
3. その項目ごとにどのような変化をいつ頃からもたらすかを記入する。できるだけ良い変化、
成長可能性の高い項目を選ぶ。
4. 今後の変化ごとに自部門(関連部門含む)へはどんな影響をもたらすのかを記載する。
5. この場合、良い影響のもの、問題を解決すれば良い影響を与えるものを◎○とする。
このままいけば、問題となる項目、大きな問題となる項目には△×をつける。